以前、こちらの記事で紹介したCUSCO製のカッパークラッチセットですが、
使い始めて1年間ほど経過しましたので使用感や不満などをお話したいと思います。
目次
満足している点
シフトチェンジした時にクラッチがすぐ繋がる
素人の体感ですが、以前は摩耗してた純正クラッチを使用していたこともあり、
シフトチェンジの際クラッチが繋がる直前に滑るような印象がありました。
それと、クラッチの戻りが遅いような・・・。
交換してからは、クラッチが滑ることなく（当たり前ですが）
しっかりと素早く繋がってくれるので、なんとなく走ってて気持ちがいいです。
半クラが使いやすい
交換直後は半クラがほぼ無い状態で、運転がし辛い印象でした。
慣れもあると思いますが、クラッチにアタリがついてきて
純正クラッチ並みに半クラッチが使えるので、純正からの交換でも不便は感じていません。
CUSCOの製品紹介文にもある通り、
“強化クラッチ初心者にも扱いやすい”
というのはとても正しい表現でした。
不満な点
やっぱりクラッチペダルが重い・・・
10km程度の通勤や買い物であれば全くもって不自由してませんが、
200km走るとなると体が悲鳴をあげることになります。
私の姿勢やシートポジションなど色々他にも原因が考えられますが、
純正クラッチを使ってたときには感じられなかった
左太ももの付け根と腰、ふくらはぎの不快な痛みを感じます。
激痛ってほどではありません。
じんわり体をいたぶってくるような痛みです。
まるで、車に乗りながら自転車を漕いでるような・・・・・。
純正クラッチより、ほんの少しだけ重いだけなのかもしれませんが、
そのほんの少しが結構辛いです。
街乗りメインの方はちょっと考え直してもいいかもしれません。
シフトミスしたとき嫌な音がする
シフトミスしてクラッチを繋ぐと車体の振動とエンジンの回転数があがりますよね。
本来はクラッチがある程度滑ってくれて、ミッションや他の駆動系への負荷を軽減しているはずですが、
カッパークラッチセットだと、クラッチがあまり滑らないのでミッション付近から嫌な音がします。
バキッ！カタカタカタ！パンッ！！
みたいな・・・。
これに限っては、私にもかなり落ち度があるので製品のせいにするつもりはありません。
運転が下手くそな私の原因でもありますが、このクラッチの特徴なのかもしれません。
まとめ
「街乗りができる」
というレビューを見て選びましたが、ちょっと違いましたねｗ
「街乗りができる」ではなく、「街乗りもできる」ということなんですね。
このクラッチはサーキット走行では非常にいいパフォーマンスを発揮してくれると思いますが、
やはり信号などで発進、停止を繰り替える街乗りでは体への負担も大きいようです。
それでも、慣れれば割と平気になったので後悔はしてません。
サーキット走行もいずれしてみたい方には良いのでは無いでしょうか？
強化クラッチの定義がよくわかりませんが、一応
「強化クラッチ入ってるぜ？」って友達に自慢できます。
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